まぁ予想はしていましたが。これで香港政府は「これが民意だ」という言い訳が出来てしまうようになりました...。
さてその投票率は30.2%(前回は58.28%)。1997年に香港が中国に返還されてから最低の投票率とのことです。そして議席の内訳は建制派(親中派)82議席、非建制派(野党)1議席、その他7議席とのこと。
上記リンクの記事中、落選者の声が正鵠を得すぎて...。
・落選となった非建制派の潘焯鴻
低い投票率は当日に公共の乗り物を無料にしたのが原因。
どうせ建制派が勝つんだから、と、乗り物無料で香港内を出歩きまくった人の方が圧倒的に多かったということです。うちも投票前後で無料バスの恩恵は被りましたが、それでも投票を優先して遠出はしませんでした。そういう奇特な人は少ないのでしょうね。
NHKの記者の方も、今回の選挙制度のややこしさと建制派圧倒的優位な理由について纏めていらっしゃいます。