ウクライナ情勢

新型コロナ感染でなかなか追っかける気力も無かったのですが、ウクライナは先月末から大変な状況に。

こちらのまとめサイトを見ると俯瞰的にみれそうです。

ウクライナ情勢:ロシア・プーチン大統領が侵略、これまで何があったのか?(解説):随時更新: Business Insider Japan

プーチン大統領のみならず西側諸国も誤算だったであろうことは、ウクライナのゼレンスキー大統領が肝っ玉据わったリーダーであったことでしょう。野村監督の名言に『地位が人をつくり、環境が人を育てる』というのがありますが、日本だけじゃなくどこでも通じる格言のようです。

元コメディアン/俳優のこの大統領、これまではあまり評価が高くなかったので、プーチン大統領もウクライナはすぐ陥落出来るだろうと見誤ったのでしょうが、SNSを駆使しながら、逃げずに現場で踏ん張り続ける姿、そして名演説(もちろん優秀なシナリオライターがいるでしょうが)のため、世界中から支援を集めています。

想定が狂ったプーチン大統領、そもそもなんでこんな無謀な行動を起こしたのか。それは流れてしまった予定稿にキーがありそうです。

ロシアの攻勢と新世界 (2022/02/26): 侵略成功時のロシアの予定稿 全訳:山形浩生の「経済のトリセツ」

これを見ると、ロシアのかつての栄光を取り戻し、大ロシアを作ることを使命と考え、自身の役割は後の歴史が証明する、くらいに考えていそうです。

日本の隣国にも似たような思想のリーダーがいますが、こういう人達とはもはや言論を戦わせたり外交手段で解決するというのが非常に困難。一言で言えば分かり合えることはない、ということです。

今後、核を使った脅しまで行ったロシアに対してどのような落とし所を世界が見つけるのか、引き続き見ていきます。