『復讐の血』読了

歌舞伎町での血生臭い事件から、エフイチによる疎開、棄民まで上手く繋げた経済小説です。

著者による東日本大震災を背景にした小説は何冊か出ていますが、棄民という言葉を使ったのは初めてでは?確かに生まれ育った地を捨てねばならなかった人々の思いは想像を絶します。