『美國女孩』観ました。

林嘉欣(カリーナ・ラム)主演、その他に莊凱勛、方郁婷、林品彤、曾寶儀、夏于喬等出演。阮鳳儀監督作品です。

映画館で見逃したのですがNetflixで取り扱い始めたので早速観てみました。映画冒頭で広州で肺炎が...というニュースが流れ、2020年を舞台にしているのかな、と思ったのですが、その後モデムでインターネット通信しようとしたりしていてどういうこと?と思ったら、実はSARSが流行った2003年が舞台でした。

映画の中では一度も台湾とは言わないけど、夫が中国出張に出かけるし家族が中国語で話すので香港ではなく台湾が舞台だろうと察しました。憧れたアメリカに子供2人連れて移住して10年、乳がんが見つかり3人で夫の待つ国に戻るところから物語がスタート。

自分の意思ではなく母の意思で住んでる国、環境を変えさせられて戸惑い、怒り、周りの人々の羨望や嫉妬に押しつぶされそうになる娘達。僕もそういう経験があるので、気持ちは共感しました。そして近い将来自分の子供達にも、同じ事を強いる可能性があるなぁと思いながら、最後まで観ていたのでした。

1646245808-15170973-g_n.jpg