現在の仕事がマクロ統計を扱う製品の営業なのと、今年は特に日銀によるイールドカーブコントロールによる円安が進んでいるため、タイムリーに本書を読了。といっても買ったのは昨年ですが...。
日銀副総裁だった著者がその任期5年の日記をまとめたもので、黒田日銀がどのような経緯でデフレ脱却を図り、インフレターゲットを達成しようとしていたのか、よく分かる本です。
ただグラフなど一切使わず文章で各種統計を説明する箇所が多く、読みづらい箇所が多かったのは難点。ウチの製品使ってくれればその辺り綺麗に図示化出来るのにと思いながら(笑)読みました。