『サルたちの狂宴 上下』読了

ゴールドマン・サックスのクオンツからシリコンバレーで起業しY Combinator入り、そしてその会社を売却後Facebookに転職、2013年頃までプロダクトマネージャを務めた著書による実話本。

体験談をつらつら書いてあるのではなく、皮肉やジョークを交えながら進んでいくので、あっという間に上下巻読み終わりました。そしてもっと早く読んでおけば良かったとも思いました。

当時のFacebookの広告プロダクトがメタメタだったとか、マーク・ザッカーバーグとシェリル・サンドバーグとの役割分担など、なるほどと思うことばかり。そして当時のFacebookも『Brotopia』だったのだなぁと思いました。

最後、著者が退職を伝えるよりも解雇されたという下りは、手に汗握るというか、流石シリコンバレーのIT企業、という感じ。

今となっては古典かもしれませんが、Facebookやシリコンバレーの生態に興味がある人には必読です。