『竹中平蔵 市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像』読了

政治の世界に出てきたときは慶大教授だったのでてっきり慶應の人かと思ってました...というくらい、それ以前どのような業績を残したのかよく分からないまま、民間出身者が骨太な経済政策を作っていく有様を受け入れていました。

本書を読むと、アンチなバイアスがかかってはいますが、竹中平蔵という人がどのような人なのかよく分かります。今となっては政治を金儲けの道具にしたのでは...?と思わざるを得ない事が多く、民間に引っ込んでおいて頂きたいなと思いました。