『失われた時、盗まれた国: ある金融マンを通して見た〈平成30年戦争〉』読了

香港にいる元埼玉銀行の方を主人公にして、バブル期から今に至るまでの金融業界の一部を垣間見る本書。

その方とはお会いしたことないものの、右寄り発言及び下品な表現が多いblogを書かれていて、こういう人もいるんだなぁと思いながら眺めていたのですが。本書を読むとあれはあえて露悪的に書いて近づいてくる人を峻別しているのだとか。ほんと?と思いつつも、そういう手法は理解出来ます。

それよりも本書を読むとライブドア事件の謎にも繋がっていたりして、あれはこういう理由だったのか...と15年も経った今漸く理解できたりして、非常に面白く読めました。