『裏切りと陰謀の中国共産党建党100年秘史 習近平 父を破滅させた鄧小平への復讐』読了

本書は「習近平の進めている政策等の原点」を探るため、父である習仲勲の歴史まで遡り、習仲勲と鄧小平との確執など丹念に掘り下げたもの。

近年習仲勲の功績が再評価されている、というのは習近平が国家主席なわけでそれは当然ですが、それと並行して鄧小平サゲがあって、その理由というのが...という事が書いてあります。鄧小平サゲについては僕も中国国内に行かなくなって早何年...という感じなので実際の所は分からないのですが、本書ではやや著者の感情が入りすぎかなという印象はあります。