緊急入院

実は卒業パーティの日の真夜中、6歳児が突然妙な咳をしながら飛び起き、食中毒か何かで吐くのかと思ってトイレに連れて行ったものの、本人曰く吐き気はないと。

少し落ち着いたら寝かせようかと思ったのですが、喘息のような妙な呼吸音だったので、寝ている間に容態急変してはいかん、と思いタクシー飛ばして公立病院の緊急治療口へ。

数十人待ちでしたが、トリアージで見てもらったらすぐに空いている当直医に診てもらえることになりました。待ち時間短いのは嬉しいですが、それだけ緊急性が高い症状ということ。当直医はすぐに小児科の先生に連絡を取り、レントゲンで喉に何か詰まっていないか確認。

その後小児科の先生達の判断で幼児用ICU(PICU)へ緊急入院することに。さらに耳鼻咽喉科の先生も加わっての協議後、日付変わった2時頃、CTスキャンでさらに喉のあたりを確認すると。その間僕はPICU入り口のベンチで待ち。

CT後しばらくして漸く6歳児と会えましたが、既にお休み中。PICUのルールのため、一目見た後は追い出され、次に来れるのは16時以降。ということで朝4時に一旦帰宅。

月曜日お昼前に担当医から電話あり、症状は安定しているし声も出始めたとのことで、安心して16時頃お見舞いに行きました。そこで担当医から伝えられた6歳児の症状は、クループ症候群という、感染症による気道や声帯の圧迫とのこと。感染経路を特定するのはほぼ無理なようですが、とにかく対処方法が明確になって、ちゃんと回復しつつあったので一安心。

そして昨日夕方、PICUの面会時間になったときはまだ友人と会っていたのですが、担当医から退院許可が出たと妻から連絡あり、少々早めにハッピーアワーを切り上げさせてもらい、病院へ。

すっかり元気になって普通の食事もできるようになっていた6歳児、無事退院。かかった費用はなんとHK$34のみ...。公立病院ありがとう!

感染経路が不明なため、防衛策を立てづらいですが、素人判断で終わらせず、しっかりお医者さんに診てもらうのが重要だなと思いました。