『わたしと日産 巨大自動車産業の光と影』読了

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日産を辞めて数年経って、今年に入って発刊された本書。

ゴーン不正には自分は関わってないし、彼が不正に手を染め始める原因はこうだと思うといいつつ、自分は蚊帳の外だったからよく知らん、と傍観者ぶりを発揮していて、自分は悪くないということを言わんが為に書いた本のように読み取りました。

自分が役員の時点で不正(が本当にあったとして)が見抜けなかったのであれば十分に責任がありますよねぇ。そのあたりも詳細は省かれていて、自分に都合の悪いことはばっさり無視して書いているところが、余計にどうなの?と思いました。