『僕らのパソコン 30年史 ニッポン パソコンクロニクル』読了

1970年代後半の、世界初のCPU4004から始まり、2010年のiPhoneあたりまでをざっくりと俯瞰した本書。

4004の開発には日本人技術者が関わっていた事も触れていて素晴らしいのですが、一方でIBMがMicrosoftにOSを買い付けに行った時の話がさくっと終わっていて、アスキーの西さんがその意思決定に関わっていたことが抜けていて、全体的にはハードウェア中心の歴史になっている感じを受けました。

とはいえ、1980-90年代の日本のパソコン市場についてより深く知ることが出来たので、参考にはなりました。