『悲願花』読了

生き残ったものによる強い負の感情をテーマにした本小説。

読み進むと苦しいのですが、後半から伏線回収に入り、救われる物語になっていました。著者の細やかな舞台設定の巧みさがよく出ていて面白い小説でした。