『「第三者委員会」の欺瞞 報告書が示す不祥事の呆れた後始末』読了

つい最近もフジテレビが第三者委員会の400ページにわたる報告書を出していましたが、斯様な第三者委員会はそもそもどのように成立し、どのような内容の報告書を出し、それがどのような影響をもたらしたのか、厳しく分析したのが本書。

本書によれば5日に1件のペースで日本では第三者委員会が作られ、報告書が出てきているようですが、及第点のレポートはわずかで、多くは無意味もしくは害があるような内容、公表結果だそうで、さもありなんと思いながら読みました。