【408】オリンパスも新機種E-510を発表

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銀塩一眼レフの世界では、キャノン、ニコン、ミノルタ、ペンタックス、オリンパスの5社から選択するのが一般的でした。デジタル一眼の時代になってからは、ミノルタのカメラ部門がコニカとの合併を経てソニーに移ってしまったり、松下などの新勢力の参加もありますが、筆者が思うには今でも、キャノン、ニコン、ソニー(旧ミノルタ)、ペンタックス、オリンパス、の5社から選択するということに事実上なっていると思います。

販売量やレンズ流通量を考えると、キャノンが先頭、そのすぐ後ろをニコン、更に後ろをソニーが追い、少し離れてペンタックス、オリンパスが追いかける、というのが現在の状況ではないでしょうか(あくまで筆者の主観ですが)。マニュアルからAFへの移行に伴って、α7000で先んじたミノルタがトップに立っていた時期もありましたが、その後EOSで追いかけたキャノンに並ばれ、追い越され、デジタル一眼に移行した今ではニコンにも置いて行かれた感があります。

オリンパスはデジタル一眼に進出するにあたって全く新しいフォーサーズ規格を採用したため過去のレンズ資産を継承出来ませんでしたが、それによって小型軽量ボディーの開発が容易になりました。通常、一眼レフの世界では、レンズ資産の継承が非常に重要視されますソニーがコニカミノルタのカメラ部門を買収した理由の一つとして、α7000時代からの大量のレンズ資産が利用出来るということが挙げられる)。賛否両論がありますが、この大胆な判断は、追いかける立場のオリンパスだからこそ出来たと言えるのかもしれません。

さて、ぐちゃぐちゃ言いながら今なお悩んでいるカメラ選びですが、そのフォーサーズ規格のオリンパスからE-500の後継で、E410の上位機種にあたるE-510が発表されていました。E-410と比べて強い主張が無いという意見もあるようですが、それだけ癖無くまとまったカメラであるとも言えると思います。E-410は400gを切る超軽量ボディーが売りですが、グリップが小さく、重さもあまりにも軽すぎて(笑)、旧来のAF一眼に慣れている筆者にとっては逆に違和感がありました。E-510はグリップも大きくて持ちやすそうですし、E-410には無かった手ぶれ補正も内蔵されたということで、こちらも選択肢に入ってきてしまいました。しかしAFの測距点が3点というのは、いくらなんでも時代遅れな感じがしてしまいます。まぁ実際は、EOS650でつい最近まで写真撮ってたわけですから、3点ですら使いこなせないかもしれませんが。

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今回デジカメを新調するにあたって、E-510、お店に通ってこねくり回した挙げ句、かなり悩んだんですが、結局コンデジのGX100にすることにしました。

>いわさん
24mm F2.5というスペックは面白いですね。広角でここまで明るいものは案外少ないかもしれません。筆者も広角が好きなので、35mmでは絶対不満で最低28mm、できれば24mmが欲しいと思っています。

風景写真の撮影が中心であれば、このスペックでまず問題無いでしょうね。ただスポーティーな撮影(望遠、高速シャッター、グリップ性)を想定すると、やっぱり一眼レフが欲しいかなと思っちゃいますね。

というわけで2台とも買うというのはいかが?(爆)

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このページは、もりもりが2007年8月 7日 22:18に書いた記事です。

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